こんばんは。7月9日手稲区民センターで開かれた、「手稲区子育て支援者講習会」に行ってきました。
講師は助産院を開業され、札幌市立大学の講師をしていらっしゃる高室典子さんでした。
高室さんは、4人のお子さんの母であり、ご自身がこだわりの自宅出産のお手伝いをされており、活動的な助産師さんです。いろいろな講演会にいくと、必ずお顔がみられるくらい、お話上手な方です。
今回は、「楽しく大切な命を育むためにー情報・知識・技術」と言うテーマでした。
助産師の仕事とは・・・からはじまり、母子を取り巻く環境が変化している。その中で、子育て支援に関わる人は、何をしなければならないか。
子育ての原点は「害の無い隣人」であること。自分の価値観を押し付けないことであると話されていました。本当にそう思います。
私はこれで○だけれど、Aさんは△かも知れないし、×かも知れない。そこのところを、忘れてはいけないとあらためて、思い返しました。聴くこと、寄り添うこと、お母さんが決めたことをサポートする。大切なことですね。
それから、マッサージすることの効果も話されていました。
たくさん触れられた子どもは、それを、からだの深いところで、大切にされた記憶として刻みこみます。
そして自分は自分のままでいいという、自己肯定の出来る自信に満ちた子どもになります。
私たち札幌feeling子育ての会では、一人でも多くの赤ちゃんが、お母さんや家族の方に触れてもらえることを、願っています。
私自身も、思春期を迎えた男の子をつかまえては、「足のツボ押し~、どれどれ筋肉痛はどこかな?」など、触れることを続けています。
皆さんも、お腹が痛くて辛いとき、やさしくなでてくれた母の手を覚えていませんか?覚えていない方も、お母さんの子宮の中にいたときは、やさしい羊水に揺られて、マッサージされていましたよ。どんな環境の人も、平等にお母さんのお腹の中で過ごしてきたのです。
そんな想いで、ベビーマッサージを伝えています。
- プロフィール
少人数で4回連続のつどいにより、自分の子育ての悩みを解消したりこれからどんな風に子育てを楽しんでいくかをみんなで考えたり、参加者さん同士の仲間意識も高まります。
ベビーマッサージ教室では、ママもリラックスできることを大切にした空間作りをしています。
教室参加後には「自分が気持ちよくて癒された。。。」という感想がきかれ、いつも暖かい気持ちになります。
現在、ママ助産師二人で活動中。
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